123と節分

2021年は124年ぶりに
2月2日に節分がくるようです。

地球が太陽の周りを一周するのに
365日と6時間ほどかかるので、
普段は2月3日であってもズレが出ます。

前回は1897年だったそうなので、
中に123回の2月3日の節分があるなら、
何かしら意味深な数字ではありますね。

「鬼は外」とされる節分ですが、
この起源を花祭の本に書いたので、
ここにも書いておこうと思います。

日本では鬼は忌み嫌われ、
酒呑童子などの鬼を退治する
伝承が残されている。

桃太郎などの御伽噺により、
鬼が民を苦しめ退治されるべき
対象として認知されてきた。

陰陽道では一月一日の節句を
五節句の一つとして数えているが、
五節句はすべて鬼神除けの
儀礼と関係したようだ。

本来、節分は旧暦の大晦日であり、
旧暦一月一日の立春の前日を言った。

節分で鬼は外と言われるが、
節分は大晦日(旧暦十二月三十日)に
宮中で年中行事として行われた
追儺(ついな)と呼ばれる
鬼払いの儀式が起源とされている。

追儺は平安時代の初期頃から行われ、
「鬼やらい」、「儺(な)やらい」とも
呼ばれていた。

鬼は陰気を意味しているので、
鬼は外とは陰気を祓う意味があるなど、
様々な解釈が為されてはいますが、
神である鬼の登場する花祭を研究すると、
やはり鬼祭などに通じる鬼道との絡みにこそ
節分の真意があるのではと思われてきます。

大本教もこれに近い解釈をしているようで、
大本教は九鬼との繋がりがあったので、
九鬼修験の関係でリンクしていそうです。

前回の1897年には貨幣法が交付され、
金本位制が確立されています。
鬼神のウシトラコンシンが金の神であれば、
貨幣形態に影響を及ぼしているのでしょうか。

今年の節分がレアなのは間違いないので、
人生楽しんだもの勝ちと言う事で
それらしく参拝に行って来ようと思います。
折角なので雰囲気を味わいたいじゃないですか。

金神を悪者として扱うと金に苦労しそうで、
不換紙幣と兌換紙幣の違いくらいは
勉強しておいた方が良さそうです。

今年の特別な節分は鬼神を悪者扱いせず、
花祭のように鬼と共に楽しみ会える
平和な世界が来る事を祈念すれば、
貨幣形態がシフトする世界に繋がらないか、
淡い期待をかけています。

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