浜名湖周辺から優良企業が幾つも輩出されています。
スズキ株式会社、ヤマハ株式会社、株式会社河合楽器製作所、
浜松ホトニクス株式会社などの企業が飛躍した背景として、
この地域には何かあるのでしょうか。
浜名湖の西の湖西市からはトヨタが発祥しました。
日本経済を牽引する優良企業を生み出す素地として
どの様な歴史があったのでしょうか。
三河から遠州にかけて、三遠式銅鐸が出土しています。
古墳時代より前の二百年間の巨大銅鐸の時代、
近畿に匹敵する銅鐸文化圏がこの地に存在していました。
調べるとかなりの情報量となるので資料を纏めていたのですが、
知人が出版社を紹介してくれるそうで出版できるかもしれません。
この本は東三河の徐福伝承の続編にあたり、
徐福の正体について更に詳しく資料を纏めてあります。
既存の説と比較するとかなり攻めた説なので迷いましたが、
誰かが火中の栗を拾わないと研究の流れが出ず、
データを集めた上での説なので自分で書く事にしました。
とある本には「日本諸手船」と言う書に
渥美で見つかった銅鐸について対話する記述があり、
儒教の失われた経典である「楽経」を徐福が持ち込み
これを読めば銅鐸の事が分かるだろう、
と書いてあると記述されていますが、
国会図書館で調べても見つかりませんでした。
徐福は孔子の弟子の子孫とされているので
徐福が日本に儒教を持ち込んだ可能性は高く、
銅鐸の絵と儒教の関係を記しておきました。
浜松から楽器の企業が出たのも徐福と関わり、
この地から優良企業が多数輩出されたのも
世界に誇る王朝の存在に由来するとすれば、
もう一度見直す事で更なる飛躍が見込めるでしょう。