
そろそろ冬が終わる気配がしてきましたね。
梅の木に呼びかけられた気じがして
暫く眺めてきましたが、
女性的な気品が感じられます。
神社でも呼びかけてくる梅があり、
素晴らしい気分にさせてくれますが、
こう言うのは日本的ですね。
古代ギリシャでは木にもニンフが宿るとし、
日本でも御神木などがありますが、
昔は草木も語りかけてきたとされるのが、
こう言う景色をみていると分る気がします。
菅原道真が梅の歌を幾つも残しており、
ええじゃないかは何かとハードなので、
気分転換に書きたいところです。
ええじゃないかの研究はまだ多くあり、
研究するとメンタル的に厳しいので、
冬に集中して終わりにして、
春からは違うものを書きたいです。
知識量を増やすのも良いのですが、
草木や自然の声に耳を傾ける感性の方が、
幸福度に貢献して良いですね。
和歌は詩的感性がないのでアレですが、
詩は言に寺と書くように、
本来は別の意味がありました。
日本は言霊の幸う国と言われており、
言上げしないとされていますが、
歴史研究で出てくる言上げの意味は、
体制側と違う歴史を語ると危険であると、
良い意味で用いられていなかった様です。
美しい言葉を使うと美しい人生に繋がるので、
早く歴史を卒業して別の事をしたいのですが、
まだまだやる事が多くて大変です。
学術的な話ばかりでは息がつまるので、
たまには花見もいいものですが、
桜については花祭の本に色々書きました。
花祭の花の由来は様々な説がありますが、
日本的感性に花が重要とされたのは、
邪馬台国からなのでしょう。
自然と語り合う感性が存在していた記述は
至る所に見受けられますが、
この感性を取り戻せたならば、
人生の豊かさは計り知れないでしょう。