以前『豊橋三大祭の深層』と言う本に、
愛知県豊橋市と北九州に関連性があり、
両者に鬼の祭が残されている事を書きました。
両者を結ぶキーワードは安曇族であり、
豊橋市の大部分が渥美郡と呼ばれていたのも、
海洋民族である安曇族に由来しています。
北九州にある国東半島の猪群山山頂には
世界最大のストーンサークルがありますが、
この猪群の名と豊橋市の飯村の地名には
関係が存在しているのでしょうか。
世界最大のストーンサークルで行われた
古代祭祀の流れが豊橋にもあったなら、
卑弥呼の鬼道とストーンサークルにも
何らかの関係が存在していた可能性が
提示出来るのではないでしょうか。
犬山の桃太郎神社に行った時に、
桃太郎の御神体とされる山の麓に
ストーンサークルが存在していたのも、
この仮説を裏付けそうです。
未開の呪術と思われていた鬼道も、
巨大なストーンサークルを山頂に作り、
芸能的価値の高い舞で祭祀を行ったなら、
想像を越えたレベルであったのでしょう。
鬼道が忌部氏と関係していた痕跡を
既に見つけてはいるのですが、
いずれ書く事があるかも知れません。
鬼神が伊勢外宮の御祭神であったなら、
この神の祭祀の本来の在り方を、
もう一度見直す必要がありそうです。
豊橋に外宮の神の祭祀のメッカが
存在していた可能性がありますが、
これもこの周辺に関係があって、
色々とあり出して良いかは微妙です。
出したところでその運営をどうするかは
中々に難しい問題がありそうですが、
花祭もこれに密接に関わっています。
失われかけている花祭をどうするかは、
知らなければともかく認知したのであれば、
神道の根幹に関わる重大な問題として
取り扱う責任が出てきそうな雰囲気ですが、
鬼神に姿勢が問われれも大丈夫でしょうか。
コメント
愛知と北九州にだけ「名護屋」がありますね 地名は大切です カタカナっぽくシャレタ名前になるのも時代の流れですが 道祖神もそうですが 本来の意味を失い自由な感じになる前に 地元由来の歴史サミットとかブームが来ると思うとワクワクします