川崎剛志は氏の研究論文である
「『熊野権現金剛蔵王宝殿造功日記』という偽書」
で特筆すべき成果を上げているとされます。
『熊野権現金剛蔵王宝殿造功日記』は
白河院の御意を承けて捏造された書で、
快実が熊野本宮宝殿造営をした事も、
白河院の熊野参詣も嘘としている様です。
原文に目を通してみたいのですが、
国会図書館もコロナで入場制限があり、
抽選をクリアしないと入れないので、
東京に行くついでに調べるのも
難しい状況になっていますね。
経費が出る訳でもないので本代も厳しく、
まあ頑張っている方だとは思いますが、
プロからしたら荒は多いでしょう。
それも踏まえた上で熊野の歴史は、
白河上皇の熊野参詣から南朝までの
周辺情報を総合的に見て行くと、
捏造がある可能性は確かに高く、
人の研究をパクるつもりもないので、
紹介する事にした次第です。
一応私説はあるもののパクり疑惑が
後に浮上してくるのも問題なので、
読んだ上で書こうと思ってます。
熊野と徐福と三遠の関係は、
一冊分の情報量がありますが、
本を書き上げるのは大変なので
多分しないとは思いますが、
断片的なブログ記事でなら
ワンチャンありですね。