ひよんどりと卑弥呼の鬼道

静岡県西部の山奥で継承される
『ひよんどり(火踊り)』は、
赤鬼の舞う火の祭ですが、
ローカルな祭とされています。

山奥を少し移動した奥三河の
花祭と関係するだけでなく、
東大寺とも関係しており、
行基が広域で復興させたなら、
見方は随分と変わって来ます。

地域の祭で途絶えている物も多く、
歴史的な価値が分からなくなり
途絶えて行くのを放置するのは、
時代の流れだけでは済まない事は、
詳細に書いてきました。

鬼道が三輪山や伊勢外宮などで
本来行われるべき国家祭祀であり、
全国各地で行われていたなら、
神道・仏教関係者も他人事でなく、
本腰を入れて取り組む話です。

行基の継承してきた鬼道も、
明治維新以降に被害にあい、
現状は何とか手をうたないと
厳しい状況となる分岐点ですね。

現代が勝負所であるのならば、
先祖や子孫に胸を張れるだけの
生き様を示さないといけません。

祭関係は高齢者も多いので、
ネットではなく紙媒体でないと
読まれないケースもあり、
本に纏めてはいるのですが、
かなりガタガタに疲れます。

休日関係なしに図書館に行って
借りられるだけ借りて缶詰めになり
史料を纏める事を続けていますが、
そろそろ動きが出て欲しいですね。

出版した後は疲れが一気に出て
一週間くらいは朝もマトモに
立ち上がれない感じですが、
折角出している情報なので、
有効活用して頂きたい所です。

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