雑草を食べる16

去年はオオバコを食べようとして
葉が固いので断念していましたが、
十分茹でれば美味しいと聞いて、
今年こそはと思っていました。

久しぶりに公園に行くと
オオバコが生えていたので、
茹でて水で洗って細かく切り、
色々な味付けを試してみました。

普通に醤油でも良いですが、
中でもからしマヨネーズ醤油が
ガツンと来る味ですね。
醤油でも夜に小腹がすいた時など、
軽く食べてみるのも良い感じです。

酒のツマミに自分で料理したものを
仲間と一緒に味わうような贅沢も、
いかにも大人の嗜みのような
味な夜の過ごし方になりそうです。

親戚が遊びに来たので大量に
オオバコ採取をしてきましたが、
普段から摘み草料理を嗜むと、
食料危機などになったとしても、
そこまで慌てないで済みそうな
感じもしています。

庭や川辺に生えている草でも、
何種類か食べられる物を知っていれば、
ワンシーズンは飽きずに楽しめるだけの
ヴァリエーションが生えていますね。

市販の野菜でも旬を過ぎたり、
料理の仕方がダメならNGなので、
草むしりのついでに楽しみながら
色々な料理法を試していけば、
贅沢な日常が過ごせそうです。

何より自然と繋がった感じがして、
草を摘んでいると癒されるので、
人間性回復のための時間を取るのは、
有益な時間の投資になります。

これで自然環境にも健康にも
メリットが大きいのであれば、
むしろやらないと損ですね。

自家栽培も良いのですが、
土質にあった雑草が生えるので、
地霊と対話するような感覚で
雑草で賄えない部分を栽培すれば、
より効果的に行けそうです。

キャベツやレタスも知らなければ雑草で、
トリュフや松茸を毒キノコ扱いすれば、
庭に沢山生えていても宝の持ち腐れです。

日本は海外と比べても雑草が宝の山で、
豊かなのは水資源だけではないのに、
余りにも勿体ない事をしているので、
本格的に見直す流れが出てくれば、
人生の豊かさが桁違いに上がりますね。

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コメント

  1. 前田潤 より:

    私の住んでいる糸満市の隣に豊見城市があります。その市の長堂という字に住んでいる上原文子さんが野草を食べる会を主催しています。糸満市潮平にある城間院長谷寺の行事で皆さんに野草天ぷらを振る舞っていた時に私も頂きました。私の家の隣では農水園というオーガニック体験農業のグレープが野草を食べる会を立ち上げて毎月定例会をしています。何度か誘われて雑炊や天ぷらを頂きました。毒草以外の山羊が食べる草木なら食べられると言って試食をしたり、ハーブの蒸留水を作ったりしています。ある時の雑炊は味は良かったが百回噛んでも呑み込めない硬いのがあって良い経験をしました。ショウロウクサギの葉っぱは雑炊にして食べると下痢が治るという伝えがあります。私はこの植物が食材でありながらアメーバ赤痢に効いていると思っています。そのことからいろんな食用植物がある種の病原菌や病原ウイルスに効くと考えて研究をしています。ウイルスに効く薬は無いがウイルスに効く食用植物はあると思います。医薬品利権が崩壊した時に出番が回って来る気配を感じています。

    • Katsuyoshi より:

      前田さん初めまして。
      江戸時代には本草学があったのに忘れ去られてしまい勿体ないですね。
      漢方薬も草から出来ているので、もっと草を大事にしても良いと思います。
      漢方薬に保険がきけば予防医療が重視されるのでしょうが、薬浸けにした方が儲かるシステムに乗るのは危険が大きいですね。