周王朝と古代ヤマト

私の書いた本でもマイナーなのが
『平将門の深層』なのですが、
三遠に直接的に関係しないと
考えられているからなのか、
宣伝が弱い部分もありますね。

ただこの本にはヤマトタケルを
詳しく書いた部分があるので、
こちらをメインに書いた方が
読まれた可能性はありそうです。

私の歴史研究は徐福が最古だと
思われている方もいそうですが、
この本には更に二百年程前の
周王朝とヤマトの関わりも
言及している部分があります。

孔子は周を理想としたとされ、
この時点で一定レベル以上は
確保されそうな話です。

紀元前四百年頃の日本列島に、
儒教成立以前の基幹的な文明が
そもそも存在していたとすれば、
詩と舞と音楽も凄そうです。

徐福がかなり凄い存在なので
こちらに力を入れていますが、
孔子が筏に乗って渡ろうとした
君子国がヤマトであったなら、
研究の価値がありますね。

古代史には日本初の里帰り説や、
外から文明が持ち込まれた説など、
何種類か存在してはいますが、
太古に優れた文明があったなら、
どちらでも良い気もしています。

お国自慢をしつつ本人がダメなら
無価値な話となってしまいますが、
現代の在り方を見直すためには
価値の高い情報が存在するので、
温故知新しての生き様が重要ですね。

ところで今日は七夕ですが、
これが壬申の乱と関係する事は、
『三遠式銅鐸と古代出雲』に
書いた事があるのですが、
マニアな話ではありますね。

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