古代の農耕を調べてみると、
農とリンクした競技が行われた
痕跡が存在しているとの事です。
これは感類呪術の一種とされ、
トトロで種から発芽する時に
子供が一緒に屈んだ状態から
延び上がる動作をしたり、
伸びる時に上に向かい万歳する
素朴な動作に見る事が出来ます。
植物の伸長する気に感応して
自分も延び上がる動作をする逆に、
自分が跳躍して植物に感応させ
成長を促す事が可能とするのは、
古代人なら普通にありそうですね。
これを大勢で競技的に行えば
そのエネルギーはかなりの物で、
旺盛な成長を促す効果があったと
確認されていた気配はします。
逆にダジャレを言うとシュンとして
伸びる力が抜けそうな感じですが、
古代の農耕は大勢で楽しめる要素が
含まれていたとするのであれば、
現代人は勝手に苦役にしただけで、
大分欠落させた物がありそうです。
農耕儀礼と言えば祭をする程度で、
他は肉体労働のようなイメージが
付随している感じがしますが、
大祓祝詞でも草木が黙ったとされ、
昔の農耕は穀物や野菜や地霊との
対話であった可能性が高いです。
普段運動しても汗をかかないのに、
土をいじっていると大汗をかいて
気持ち良くなったりしますが、
微生物や植物が喜ぶように
色々とやると相手も分かるなら、
退屈な作業には成り得ませんね。
オリゼーの培養をするもやし屋では
彼らと呼んでいる人もいるそうで、
相手の気分を読んで対応する事が
重要とされているそうです。
一番簡単な感類呪術は笑う事で、
人が笑っているのを見ていると、
自分も笑って来たりしますが、
不満を持っていれば相手に伝わり、
職場でも空気如何で成果に影響が
多分に出て来る事になります。
必要な物質を与えてさえおけば
成長すると言う考えであれば、
ブロイラーと同じような扱いを
受けている事を感じそうですが、
健全な野菜が育つのでしょうか。
ストレスや悲しみ、恨みと共に
成長してきた物を食べるなら、
健康にも悪影響がある事は
感覚的に理解が可能ですね。
相手にした事が自分に帰るなら、
栽培も一緒に喜ぶようにやれば、
人生の質までも上げそうです。
生産者の人間性が影響するのなら、
農耕は土の栄養素等で終わらず、
文化的側面にも研究を入れる事が
重要柱になって来そうですね。