現代日本は食料の国内生産で
100%賄う基盤を崩しながら、
海外から食料を購入して、
古の王公貴族も顔負けの
贅沢な食生活が蔓延ります。
食品食材に輸送距離をかけた
フードマイレージを比較すると
日本がダントツの一位だそうで、
地球の裏側からでも石油を使い
食材を買い込んでいます。
ウーバーイーツと聞いて
ウーパールーパーの料理と
勘違いした事がありますが、
現代日本の食を見れば、
ありそうな気もしますね。
地産地消が健康の基本ですが、
後の世代にツケを押し付ける
医療保険が使えるからと、
都合の悪い事を余りにも軽く
捉え過ぎな感じはします。
旬の食材は気候の変化に
体を調整する働きがあり、
年中体を冷やす様な食材を
食べ続けて不調になるのは
当たり前の話ですね。
カードローンで贅沢をすれば
支払う時に地獄を見ますが、
最低クラスの食料自給率の上で
数世代の富を一気に消費する
不思議な国になっていますね。
どこかで地球からの搾取が
成り立たなくなった時点で
高い山から谷底へ滑り落ち、
膨大なツケの支払いが
大変そうではあります。
田舎から石油を使って
食料を輸入する都市圏も
有事の危険度は高いので、
田舎に引っ越し自給自足に
取り組む人は結構います。
何より土のあるなしは、
自給自足が必要となれば、
重要な財産になり得ます。
高度経済成長期やバブルの
農や食に対するイメージが
未だに強く残っているので、
こう言った事を疎う人は
結構いそうではありますが、
イメージ戦略もありますね。
農のイメージを変えるのに
私の研究が一役買っていれば
価値ありと言いたい所ですが、
どれだけ危険な状況なのかを
度外視しないと成立しません。
ツケの精算に関わる話なので
利益度外視でやっていますが、
全員当事者の問題なので、
何もしなければ無責任です。
現代は依存が強いからなのか、
誰かがやってくれるだろう的な
情報が流行る傾向がありますが、
ツケを支払うのは自分自身です。
いつ何が起こるかは変動があり、
断定した事は言えませんが、
自己責任で対応すべき話なので、
最後は自分のしてきた結果を
受け取るだけかも知れませんね。