農薬の歴史

第一次世界大戦で塹壕に隠れた兵士を
毒ガスを開発する事で殺傷した後、
終戦後の大量の在庫の処分のため、
綿花畑の害虫を殺す目的に使用します。

ここから農薬が商品化されてますが、
薬と言うのはブラックジョークか、
まあ現代の薬も似たような考えで
製作された物は多そうではあります。

毒に耐性をつけた害虫も出て
より悪化させるケースもあり、
医学でも見られる話なので、
通じる部分があるのでしょう。

漢方に保険がきけば予防医学に
力を入れるはずなのですが、
不摂生をしても薬で何とかなると
甘く考えると毒まみれになり、
多大なコストが要求されますね。

自然治癒力と言われていますが、
漢方では気の流れ等も重視し、
気の状態を良くする事により
健康を追及する事が出来ます。

孔子は訴えられた時の対応は
他と違う事はないとしても、
訴え自体を無くすために
必要な事をしていましたが、
様々な領域に通じる話です。

肥料などの物質的な要素以外に
気の働きが農業にも重要なら、
農業祭祀は気の領域に関わり、
土や作物に良質の生命力を与える
重要なタスクだったのでしょう。

人間も喜ばせれたり笑わせれば
健康になって元気が出ますが、
微生物や植物にも通じる話なら、
身体だけ扱う発想ではなく、
精神まで含めた農耕の在り方も
見直していくべきなのでしょう。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

コメント

  1. シャイニー より:

    褒めて発芽を促してみます
    安心だとわかれば美味しい野菜になってくれそうです
    漢方は猿の腰掛け 鹿の角とかだと思っていましたが 植物が主だったんですね
    華流ドラマで それぞれの人に合わせてプチかまど使って煎じているシーンよく見ています
    勉強になります