土壌細菌との関係

農耕祭祀は気の領域に関わりますが、
気に認識については鈍い人もいれば、
気配ばかり読んでいる人もいます。

気配を簡単に感じてみたいのであれば、
巨人軍の応援席で阪神の応援をすれば
周囲の殺気が痛い程分かりそうですが、
腸内細菌にも悪影響が出そうです。

細菌の方が気配に敏感であれば、
人が土とどう関わるかによっても、
どんな微生物が繁殖するかに
影響が出て来そうではあります。

農耕祭祀で良い言葉をかけて
一緒に収穫を喜び感謝するのと、
収穫に不満ばかり言うのとでは
差が出そうな感じはしますが、
会社の人間関係を見ている様です。

作物に会社にやられて嫌な事を
腐る程やって来ているのに
収穫に文句を言うのであれば、
無能な経営者と同じですね。

微生物については不明な領域が
沢山存在している事は確かなので、
科学的でないと言ってしまう事も、
分かっていないのに分かった気に
なっているだけの可能性はあります。

農耕は生命に関わる行為なので、
命と向かい合う事で得られる認識は
知識だけでは理解出来ない所まで
関わって来る事は確かでしょう。

命のやり取りをしている人であれば
気配を読む事は普通にやっているので
言われるまでも無い話ではありますが、
現代人はこの辺の感覚は弱そうです。

もやし屋がオリゼーを熟成させるのに
菌の気分を感じて人を扱うように
菌に奉仕するそうなのですが、
子供が土いじりを楽しんでいるのも
菌と遊んでいるからなのでしょうか。

人にも色々いるように菌にも色々いて
人間関係と同じ問題が関わるのなら、
基礎は人間関係にあるのでしょう。

良い関係ならば良い菌が栄え、
悪い関係ならば悪い菌が栄え、
雰囲気や語る内容によって
人間関係が左右される事が、
菌との関係にも言えそうです。

孔子は鬼神の事を質問されると、
人の事も出来ていないのにと言い、
鬼神との関係も人間関係に通じる
要素がある事を伺わせますが、
地霊にも言えそうな話です。

古代アジアでは大地を神聖とする
祭祀を行う事による土への影響が
豊かな大地の恵みを感受するために
必須な物であると認識されたが故に、
天子の仕事とされたのでしょうか。

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