穀物の秘密

ギリシャ神話には岩戸開きをした
天照大神に対応するデメテルが
登場する神話が存在しています。

この女神が拐われた娘を探す時に
各地を回って歓待を受けており、
その代償として小麦の実を与え、
特にアテナイ人はどこよりも
豪華な供儀と密儀で祀りました。

デメテルが人類で最初に
穀物の秘密を明かしたのは
トリプトレモスとされ、
彼は全世界に種をばら撒き、
ギリシャ外ですら彼を祀る
聖所や祭壇が築かれます。

エレウシスでは脱穀場の祭や
先祖伝来の競技があったそうで、
小麦や大麦の新穀で買った供物を
デメテルとペルセポネーと共に
彼にも供えていたそうです。

と言うか岩戸開きの本には、
この周辺は詳しく書いたので、
余り思わせ振りな事をしても
宜しくはないですね。

競技の中心と思しき祖先伝来の競技は
聖なるラーノスの野で誰が一番早く
刈りを終えるかを競ったとものと
考えられているようです。

現代ヨーロッパでも類似した競技が
行われているとされるのですが、
その年の若々しい穀物の乙女を確保し、
去年の穀物の母を遅鈍な隣人に手渡す
意味合いが持たせられているそうです。

ヨーロッパでは脱穀番で競技がなされ、
脱穀の早さを競い会うそうですが、
脱穀の最後に叩かれる穀物の茎の束に
老いた穀物の精霊が潜むとされます。

トリプトレモスの聖なる脱穀番でも
同様の競技がなされる事により 
競技後に脱穀を終わらない者に
老いた穀物の精霊の像を渡す事が、
ヤマトでも行われたのでしょうか。

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