源頼朝の活動の根を探ると
源氏三代に行き着きますが、
彼らの拠点は鎌倉ではなく、
河内の国とされています。
源義家の墓に参拝に行くと
明らかに円墳の形をしており、
古墳と言えば土師氏ですね。
『行基菩薩とヘレニズムの復興』に
色々と書いておいた部分ですが、
出雲で古墳を造営した土師氏は、
行基と共に活動していました。
更に問題なのが天皇をたぶらかし
皇位を狙ったとされる道鏡の墓が、
明確に古墳である事ですね。
道鏡は僧侶と言われていますが、
彼の行じたのは修験道であり、
行基に通じる人物でもあります。
彼が弓削道鏡と呼ばれるのは
弓削の地に由来していますが、
河内源氏の拠点は弓削と近く、
関係性を伺わせています。
鎌倉における行基信仰について
色々と書ける事はありますが、
東大寺大仏の謎とも関わる
根の深い問題に行き当たります。
源氏の本を書こうと思ったら
余りにも情報量が多すぎて、
本だけに纏めるのが厳しく、
ブログでも小出しにしようか
考えている最中です。
結論に至るまでに必要な情報が
かなりの分量となっているので
要約しないといけませんが、
三千円位の本になってしまうと、
どれだけ買う人がいるかですね。
内容と労力を考えるのなら、
もっと高くしても良いのですが、
本の相場自体が高くはないので、
中々の悩みどころです。
鎌倉大仏の謎も分かりましたが、
必須な知識とは言い切れない
詳細な話でもあったりするので、
必ずしも公益重視で流す必要が
無い情報も結構ありますね。
読んだ人が相応に動きを出して
価値が認められれば良いですが、
テイカーは持っていくだけなので
レスポンス如何ではあります。
諸般の条件で墓まで持っていく
可能性の高い話は多そうですが、
命を削るような労力がかかるので、
執筆しすぎて他界もアレですね。