春ジャガの栽培

秋ジャガの葉っぱが枯れてきて、
収穫の時期になって来ました。

収穫に不安がありましたが、
そこそこの大きさのイモが
育っているのを見ると、
かなり嬉しくなりますね。

育成に苦労したかと言えば、
準備八割で後はほぼ何もせず、
水をやった事すらありません。

秋ジャガは育成期間が短く、
植える前に芽出しをして
期間を延ばした方が良い等、
色々と技術はあるのですが、
少しづつ学習・改善をして
成果が出るのも楽しみです。

定年退職者に自家栽培の話を
振った話を聞いてみると、
体力がないので出来ないと
言っていたそうなのですが、
庭があるなら勿体無い話です。

雑草処理に労力をかけるなら、
イモでも植えておいた方が
余分な草も生て来ない上に、
高騰し続ける食費も浮きます。

水やりや手入れの大変な野菜も
存在しているのは確かですが、
余りにも大枠で括り過ぎて、
殆ど手のかからない野菜ですら
苦手意識を持つのは損失ですね。

ジャガイモは連作障害対策で、
料理に使ったネギの根っこでも
一緒に植えれば抗生物質を出して
土を浄化してくれるそうなので、
コストも殆どかかりません。

高齢者になると犬を飼うのも
先に他界する可能性があって
躊躇する人が結構いますが、
野菜を育てる事でも同様の
癒しが得られるのは確かです。

人でも動物でも撫でてあげると
オキストシンが生成されて、
幸福感や健康へのメリットが
得られるとされていますが、
野菜も似た事がありそうです。

何より庭が賑やかになって
細やかな楽しみが増えますが、
収穫後は急に寂しくなるので、
始めてしまえば続けるのは
苦にならない感じですね。

育てたものを孫に振る舞えば
喜ぶ姿が見られそうな上に、
高齢者の知恵が尊敬される
機会を得る事にもなります。

自分の手で育てたものを
採ったすぐに料理をして
堪能するのは最高の贅沢で、
デメリットの小ささと比べ
メリットは測り知れません。

土も落ち葉等で自作すれば
自然との繋がりが感じられ、
地域貢献にも通じます。

春ジャガの準備は1月中に
始めると良いとされますが、
ニュースにも兆候が見えるので
栽培してみては如何でしょう。

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