石清水八幡宮の建立は、
清和天皇の時代とされます。
この八幡宮には謎が多く、
源氏とも密接に関わります。
これを書き始めると長くなり、
八幡神の謎は日本史の深層に
長期で関わるものであるので、
本一冊分は軽く飛びますね。
と言う事で石清水八幡宮は
必要以上に深く書きませんが、
八幡神の歴史の流れの上で、
特に大きな位置付けにある
八幡宮であったと思われます。
伊勢の神宮に次ぐ奉幣された
高い地位を誇る石清水八幡宮の
建立に謎が存在するのであれば、
日本史上の大問題となります。
源氏の本に書きましたが、
この八幡宮の建立の時期は、
陽成天皇以降ではないかと
思われる節が多くあり、
源氏の信仰とも深く関わる
問題に関わると思われます。
その根拠を明示すると、
八幡神の定義が変遷して
別の存在と対比される
特定のフェーズに関わる
時代区分が存在しており、
道真公が被るからですね。
詳細はかなり長くなるので、
別の機会に譲る事にしますが、
石清水八幡宮で八幡神は
薬師如来とされていたのに、
後に阿弥陀如来に変化します。
この類いは歴史的背景から
見直す必要がありますね。