伊予親王事件

桓武天皇の第三皇子であった
伊予親王が謀反を企てたとして、
母の吉子(よしこ)ともども
飛鳥の川原寺に幽閉され、
母子ともに毒を仰いで命を絶った
伊予親王事件が起こっています。

関係者も過酷な処分を受け、
政界を大きく揺るがす
政変となっています。

この事件の結果によって、
藤原南家が政界から追放され、
北家が栄える流れになります。

藤原南家については行基の本に
色々と書いておきましたが、
この前に大事件を起こした
南家の人物が存在しています。

藤原仲麻呂は国を独占し、
考謙天皇に討伐されたと
伝承されている人物です。

行基の本に書きましたが、
私の研究では安史の乱で
ソグド人勢力に加担して
敗戦した事を隠すために
汚名を着せられた線が
非常に濃いと思われます。

伊予親王が桓武天皇の
皇子であったとする話も
捏造の線が出てきますが、
余りにも情報が少なく、
深入り出来ていません。

本来なら墓に参拝して
書くのが良いのですが、
必要な所を全て巡るには、
時間と経費がいりますね。

スポンサーがいれば
いくらでも行きますが、
頑張っている範疇には
入っていると思います。

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