白髭稲荷神社

ある日グルームは猟師に追われ
別荘の敷地へ逃げ込んだ狐を
かくまったと伝えられています。

狐は付近に住みつくようになり、
膝上で眠る程に懐いたものの、
他の人にはまったく懐かず、
グルームの死後に姿を消します。

1919年にこの狐が乗り移ったと
自称する男たちが家族の元を訪れ、
グルームの仏壇に長々と頭を下げ、
帰ろうとしなかったと言います。

白髭・白菊の夫婦を名乗った事で
白菊大善神・白髭稲荷大善神と
名付けられたとされますが、
この二神を祀る神社が六甲山に
存在しているようですね。

しかし神社境内には別の神も
祀られているのが見えますが、
狐のために建てた神社であれば、
何かしら違和感を感じさせます。

そもそも白髭は猿田彦であり、
白菊は伏見稲荷に祀られており、
双方が有名な神であるのに、
同じ名を用いている背景に、
何も無いと言えるのでしょうか。

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