偽りの12星座神話

イスラエル十支族の本を書いた時、
ギリシャやフェニキアについての
歴史研究も提示しておいたので、
ついでにギリシャ神話と占星術の
本を執筆する事にしました。

こちらの本は神々の神話の捏造と、
神々に対応する諸惑星を扱っている
占星術の問題について書きましたが、
基本的には惑星がメインの本です。

しかしギリシャ神話で面白いのは、
英雄の物語の方かも知れません。

ヘラクレスの12の難行が12星座と
関係する事には触れたのですが、
ヘラクレスは12星座の神話にも、
ガッツリと関わっていますね。

蟹座が気付かれずにヘラクレスに
踏み潰さ殺された大蟹であったり、
獅子座がヘラクレスに殺されて
皮を剥がれて被り物にされたりと、
中々に酷い神話になっています。

そしてこのギリシャ神話をベースに
西洋占星術が構築されているので、
本来的に問題を抱え込んでいます。

余りこう言う事を言ってしまうと、
占い界隈から煙たがられる可能性が
非常に高いとは思っているのですが、
本来のヘレニズムの占星術の復元の
流れを出したいと考えています。

と言う事で姉妹本にヘラクレスの
12の難行と12星座の神話の関係を
掘り下げた物を書いてみたのですが、
ある意図があってそれほど分量は
多くない感じになってしまいました。

内容はガッツリと濃いのですが、
出版するかはまだ未定であり、
もう少し踏み込んだ活用法は、
別に展開する感じにしようかとも
考えたりしているところですね。

魚座の二匹の繋がれた魚の神話が
永遠に循環する輪を意味するのなら、
輪廻から脱する事の出来ない人類の
精神的な牢獄である可能性すらも、
浮上して来る事になってしまいます。

となると本来の12星座の神話体系は、
魂を輪廻の輪から解き放つための
ロードマップであった説も提示でき、
怪獣退治とは関係の無い神話群で
構成されていたのかも知れません。

占星術で占う以前にアーキタイプの
活用が歪んでいれば大問題であり、
ギリシャ神話をベースにしていれば、
様々に歪んだ話も出て来るでしょう。

人類最初の女で災いの元凶を広めた
パンドラに対応するのがリリスであり、
聖書では悪魔扱いをされていますが、
占星術では黒い月に対応しています。

これを抑圧した性的な本能なり、
社会道徳から隠されるべき欲求を
意味していると捉えてしまうなら、
大きな損失を被るかも知れません。

パンドラ本来の意味は全く異なり、
リリスもメソポタミアの神話に
由来する女神であったとすると、
唯一神信仰から闇に葬り去るべき
核心に関わる可能性もあります。

ルネッサンス以降にギリシャ文献が
西洋に広まるだけにとどまらず、
教会の権威を否定する宗教改革や、
フリーメイソンの33階級設立への
流れに繋がるのはご存知でしょうか。

そしてこの流れでギリシャ発祥の
民主主義も復興されましたが、
ペルシャによるアテナイ支配の
道具であったのが民主主義なら、
危険な臭いがプンプンしますね。

リリスが本来の姿を取り戻すと、
占星術におけるリリスの扱いにも
変化が生じる事になって来ます。

これを人類に新たな地平を
切り開く力とするのではなく
低い解釈に止めていれば、
余りに大きな損失でしょう。

嫌われても誰かが言わなければ
時代の要請に応えられないなら、
候補者は誰になるのでしょうか。

こう言う押し付けあいの酷い
問題を扱って来た私の所に
集中して来る気がするのは、
私の思い過ごしでしょうか。

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