

公園や川辺を歩いていると雑草が目に入りますが、
次第に腰の高さにまで伸びてくると、
バリカンの様に機械で刈っているのを見かけます。
今後に想定される食糧難を考えると、
この中に食べられる草が何種類かあるのなら
とんでもない無駄をしていると感じる事があり、
雑草の名前を調べて食べられないか検索していましたが、
中には普通に美味しいものも結構ありますね。
スベリヒユは地方によっては昔から食べていたようです。
庭の雑草も根っこから抜くと土質が固くなるので
簡単には抜けない雑草が生ると聞いた事がありますが、
人間の一方的な都合だけで考えず、
もう少し土地や植物の言い分に耳を傾けると
win-winの関係を作れそうな気がしています。
形だけの地鎮祭なら女性を拝めば強姦しても良いと
正当化している程度にしかなりませんが、
大地を母として大切に扱う考えや儀礼が
様々な部族に存在していたようで、
ギリシア神話のデメテルは日本にも影響があるようです。
高度経済成長期やバブルで飽食に浸ったせいで、
日本の伝統的な食文化は廃れてきて、
食事の前に頂きますを言う事も
減ってきているそうですが、
自然に悪い事は人間にも悪いのでしょう。
コロナで日本人の被害が少ないのは
伝統的な日本食が免疫をつけるのに
効果があるとする説もあるようですが、
発酵食品も微生物による腐敗と
上手く付き合った結果なので、
食育と共に自然と共に生きる生き方を
もう一度見直す時期なのでしょう。
明治維新で西洋文明が入ってきた後、
自然を人間より格下に扱うような
一方的な考えが主流になりましたが、
実地調査で現地の人から訊いてまわると、
自然界を神の領域とする信仰が
古代日本に存在していた事が分かります。
コロナがこのまま進行すれば
ウイルスの変異により効果がなくなる
ワクチンの摂取をしないと非国民扱いされるような
おかしな状況にもなりかねませんが、
自然との触れ合いで免疫は上がります。
漢方に保険がきけばみんな漢方を飲むでしょうが、
医食同源・地産地消・身土不二が基本とされているので、
野草が食べられればある意味理想的なんでしょうね。