ツクモ神

金魚屋に用事があり寄ったのですが、
小鳥も沢山扱っているようで、
オウムが肩に乗って来ました。

賢そうな表情をしたオウムで、
肩足立になりもう片方の足で
野菜を持って噛ってたりしていました。

一通りは人が話をしている内容を
分かっているような表情をしていて、
帰る時にバイバイと言って来ました。

もっとヴォキャブラリーがあれば
会話も出来そうな感じですね。
動物も想像以上に賢そうです。

孔子は人なのに止まる所を知らなければ
鳥にも劣ると言っていますが、
人より優れた部分もありそうです。

動物だけでなく植物にも
知性がある感じがする事も
結構あったりしますが、
御神木などは人間より賢そうです。

日本には独特のツクモ神の思想があり、
古刀なりは分かる気もしますが、
フィギュアにすら魂が宿っていて、
人形の供養もしています。

横浜の中華街で関羽帝の参拝に行った時に
実物大のガンダムも見てきましたが、
これも神主さんが儀式をしています。

車が破損した時に子供が泣いて
車が可哀想だと言うのも
アニミズム的な感覚ですね。

大量生産大量消費の流れで
この感覚は弱くなっていますが、
昔の日本人が物を大事にしたのは、
魂の宿るものとして扱っていたなら、
新しい経済学も出せそうです。

流れる水は腐らないと言いますが、
陰と陽を綺麗に循環させるのは
太極拳でも重視しているところですね。

植物も地下の見えない根が重要なので、
見える部分と見えない部分の全体像から
アプローチする必要がありそうです。

昭和は買い物に風呂敷を持参しましたね。
もう一度トレンドにしても良さそうな。

結局は孔子の言うように、
神であれ自然であれ物であれ、
人間関係の延長線にある感覚なので、
実社会での基本をどこまで極めるかが
重要な事なのでしょう。

環境破壊に対して色々と言われていますが、
この日本古来の感覚を思い出すのも、
大事な事なのかも知れません。

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