本来は農耕神であった稲荷も
商売繁盛の神とされましたが、
江戸時代の商人のレベルは高く、
現代とは違う考えにおいて
商売がなされていますね。
現代で言われる所の商業は、
大航海時代の欧州諸国が
植民地を広げていく過程で
重商主義により発展した事に
大きな影響を受けています。
重商主義は正当な貿易でなく
略奪に基づく富の蓄積であり、
新世界や植民地から金銀を奪い、
奴隸や資源の貿易によって、
国に金を溜め込む物でした。
東インド会社など一部の商人に
特権を与えて取り込んだり、
一方的な制約や関税をかけ、
海賊や軍隊などを用いての
略奪や征服が横行していました。
略奪行為による富の集積を元に
産業革命を起こしてきましたが、
工業の原料と巿場を海外に求めて
自由に貿易したのが自由主義で、
殆ど悪魔的な所業ですね。
搾取側を先進国と呼び、
植民地が後進国とされ、
全てが身勝手な基準の元に
地球を荒らして来たのが、
ここ200年の歴史ですね。
人口爆発は後進国において
強く見られる現象であり、
殆どの飢餓もここに被ります。
日本は戦争に負けた事から
経済戦にシフトしましたが、
戦争であればなおの事、
食料自給率が生命線となり、
大義なき敗戦国の状況ですね。
大枠の流れがどこから来て
どう推移するかを見定めるのは
経営者の仕事となりますが、
神社で商売繁盛の祈願をしても
稲荷神から認められる物なのか、
一度見直した方が良さそうです。