豊川稲荷別院参拝

東京に行く機会があったので、
豊川稲荷の本を出した報告に、
赤坂の豊川稲荷別院に寄って
諸仏に参拝して来ました。

私がダキニの認識について
見直す機会になったのが
赤坂の別院であったのは、
印象の深い思い出です。

ダキニ天については、
敬して遠ざける感じで
出来るだけ関わらない
方向でやって来ました。

別件で寄る機会があったので
スルーしようと思っていたら、
狐の狛犬にキッと睨まれ、
挨拶くらいはしていけと
ドスの効いた注意を受けた
険しい感じになりました。

他人の敷地に入っておいて
スルーも失礼な話なので、
挨拶くらいはと参拝したら、
血に餓えた雰囲気は皆無で、
高貴な雰囲気で満ちていました。

ここから色々と研究を進めて
出版するまでに至っていますが、
心無しか厳つい狐の狛犬が、
優しく笑っているような
雰囲気になっていましたね。

近年は狐が悪者として扱われ
可哀想な気分になりますが、
欲目的で参拝する事自体が
危険な行為だとは思います。

後世の事を考えない欲望を
叶えようとするのであれば
危険な存在しか力を貸さず、
後で対価が要求されるのは、
実社会でもある話ですね。

狐については豊川稲荷の本に、
ブログで書いていない所まで
踏み込んで書いたので、
認識が変わると思います。

南朝の記事では書かなかった
深奥の部分にも触れたので、
南朝や徐福王朝のイメージが
かなり明瞭になったのではと
勝手に自負している所です。

この国に秘められた精神文明が、
想像以上の物であった可能性を
感じられると思っていますが、
この認識があるか否かによって
伊勢や出雲等を語ったとしても、
大分遠い話になりそうですね。

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