上賀茂神社境外摂社の大田社に、
メルマガ読者と参拝した事が
結構前にあったのですが、
調査からかなり時間が経って
色々と分かる事が多いです。
私が色々と書いているのも、
かなり前に調査した所を
取り扱う羽目になった物が
結構な分量存在しています。
小野氏はこの大田社に
関わるとされており、
上賀茂神社より北側の
エリアに関係する氏族が
平安京に遷都する前から
関与していたのでしょう。
小野の地は下賀茂神社から
東北方面に北上した辺りに
位置している事を考えると、
山奥に追いやられた線も、
無いとは言い切れなそうです。
大田神社は上賀茂神社より
古くから鎮座していたとされ、
賀茂の古代祭祀に関与した
氏族であったのでしょうか。
この大田神社の本殿には
天宇受売神が祀られており、
アメノウズメは朝廷の祭祀に
携わって来た猿女君の氏神で、
神楽の舞により鎮魂を行う
巫女の一族とされています。
平安時代初期に小野氏が
猿女君の領地を横取りし、
自分の子女を猿女君として
貢進したとされていますが、
中々に酷い伝承ですね。
猿女君と言えば猿田彦ですが、
猿田彦神社は伊勢125社から
ハブケにされています。
古代の太陽神ともされる
猿田彦に関係する氏族なら、
小野氏は古代太陽神崇拝の
シャーマンであったのか、
この前提で今までの話を
解釈するとヤバそうですね。
猿田彦と言えば二見ですが、
三遠の姫街道が二見街道と
呼ばれている事から、
猿田彦に関わるのではと
書いた事があります。
この姫が倭姫ではないかと
書いた事があるのですが、
この周辺に大田神社が
鎮座している事と併せ、
賀茂のメッカは三遠に
存在していた可能性を
提示するには早すぎます。
小野氏と関わる天目一箇神は、
岩戸開きで使ったアイテムの
制作に関わっていますが、
ここでアメノウズメにも
通じている事が分かりますね。
まだクリア出来ていない
問題が存在しているので
出せない話が多くあり、
ここだけの話になりますが、
三遠と関係で色々あります。
三遠の賀茂の話をすると、
不法行為や利権に関わる
話が出てきてしまいます。
不用意にケンカを誘う
危険な真似はNGなので、
余程事前の条件に対して
改善がなされてからの
話になってしまいますね。
有料記事でも宜しくなく、
軽く触れる程度にしますが、
こう言う話にまで関わるのが
歴史研究の厄介な所です。