古寺山

多門寺は元は六甲山中の
古寺山にあったそうです。

法道仙人の開基と伝わり、
平清盛が福原遷都をした時
鬼門の守護としたのは、
こちらであったようです。

平家滅亡により衰微した事で
現在の位置に移ったそうです。

古寺山山頂には修行岩があり、
その前に「清盛涼み岩」も
存在しているそうですね。

寺なのかイワクラ祭祀なのか
定かでは無いのですが、
法道仙人と言う事であれば、
察する事は簡単そうです。

六甲修験道は北斗七星の
形を巡る事は有名ですが、
厳密に取ると微妙な物の、
北極星に対応するのが、
多聞寺になりそうです。

現在の位置の方が距離的に
北極星に対応させるには
良い位置にありますが、
計算の上なのでしょうか。

となると六甲修験道における
北斗七星陣を構築したのは、
役小角ではなく法道仙人の
可能性が浮上して来ますね。

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