熊が出現して被害を及ぼす事件が
多発しているのが話題によく上がり、
色々な意見を聞く事が多いですね。
熊を殺すかどうかの議論を始め、
太陽光パネルが原因ではないか等の
普段は考えない話が出て来る事は、
ある意味良い機会にはなり得ます。
熊も人間界のルールを守ってくれれば
射殺せずとも良いと言っていましたが、
人間が自然界のルールを破っているので
自然からすれば人間に脅威を与える事は
正義以外の何物でも無いかも知れません。
熊の出没がここ数年の話であるなら、
近年の気候悪化が続いて行く事で
更に出現数が増えていく可能性も、
十二分にありそうな気もします。
普通に山中に数千頭は存在する上に
時速40キロで走る事が出来るので、
食物が無くなり冬眠も出来ない程の
異常気象が進んで行ってしまえば、
首都圏に熊が数千頭で出没しても
おかしくはないのでしょうか。
人類の自然界への破壊行為の度合いは
人によって大きく異なっているので、
インディアンに責任を追及してもダメで
責任の主体が問題となって来ますね。
石油利権はロックフェラーですが、
代替エネルギーを潰して帝国を作る
真っ当でないビジネスをしており、
熊が狙うなら責任主体に行けば、
効果的ではないかとは思います。
しかし一般人でも贅沢が出来れば
自然がどうなっても良いと言う、
無責任なケースも多く見受けられ、
見ない様にして逃げ切ろうとすれば
熊に狙われても致し方無しでしょう。
自給率を削って海外からの輸入で
贅沢をするのは狂気でしかなく、
無責任な企業からは購入せずに
農家等を買い支える事を少しでも
意識するだけで大分変わります。
近年の夏の太陽光の異常なキツさは
年々増加している感じがしますが、
人間も生存出来ない環境になるのが
目の前に迫って来ているのなら、
熊の射殺で済む話でも無いでしょう。
トランプが政界・財界の既得権益を
潰す流れを作ってはいるのですが、
普段の消費活動で買い支えた市民の
既得権益も問題として残ります。
江戸時代は肉食禁止であったのに、
明治以降の食生活の変化によって
様々な問題が噴出してもいます。
苦労して農耕祭祀の本を書いたのは
現状が崩壊の流れにあるからで、
熊の出没も想定されるプロセスの
一部でしか無いのも確かです。
熊野と書きますが熊と神の関係は
昔から深い物があるとされており、
アーサー王のアーサーも熊の意味で
北斗七星が大熊座でもあります。
ソーラーパネル等に矛先が向くのは
見かける事が多い状況なのですが、
責任を他人に擦り付けるだけでは
余りにも弱すぎないでしょうか。
江戸時代の完全循環型社会から、
自然界の搾取で権力を得る思想に
明治以降にシフトしています。
しかし明治維新で変わったと言うより
徐々に変質させられた痕跡が存在し、
農耕とも密接に関わった神道と共に
おかしくされた可能性が高いので、
江戸の神道からの見直しをしないと、
表面的になりかねないかも知れません。