後醍醐天皇はダークな呪術を率先して行った
危ない権力者のイメージが付与されていますが、
茶の文化を広めた文化人でもあったようです。
茶の立て方、香りや味から産地を当てる
闘茶を流行させたのが後醍醐天皇とされ、
茶道の形成に多大な影響が南朝にあるので、
南朝が無ければ現代日本に見える文化も
大分違ったものになっていたでしょう。
禅庭を完成させた夢窓疎石も発掘しており、
日本人の芸術的感性の形成への影響は、
洗い直すとかなりのものが見つかりそうです。
室町時代に入り闘茶の流行が批判され、
茶寄合(闘茶)の禁止令が出されています。
茶道の文献は色々と出てはいますが、
後醍醐天皇との絡みについては、
史料が少ないからか殆ど目にしません。
後醍醐天皇を持ち出すと茶道のイメージが
悪化するのを危惧しての事かも知れませんが、
南朝の研究が進む事でこれらの認識が
大きく変わるだけの研究はストックしてあります。
日本の伝統文化は海外からの評価が高いものの、
室町時代以降のものとして捉えられており、
南朝の影響については殆ど除外されています。
この周辺の研究が進む事による認識の変化は
日本文化の在り方に大きく影響するので、
日本人として疎かに出来ないものでしょう。
私は珈琲に関しては味音痴なので、
闘珈琲を行ったら惨敗は確実ですね。
余りグルメにならない方が人生幸せで、
出された料理に色々言わない方が
楽しい人生を送れると思っています。
基本食べれるだけで感謝すべき事で、
世界に飢餓が蔓延していても他人事で、
贅沢を改めずに自然破壊をしても
死ぬまでは大丈夫と言う保証もないので、
どうせなら雑草を使った料理コンテストで
レシピ勝負をするのも楽しそうですね。
雑草を食べるだけで食料自給率は
かなり上がると思いますが、
米の自給率を考えるとパンより米を
食べるようにした方が良いですね。
KINDLE端末なので使えなくて残念ですが、
撮影すると草の名前が分かるアプリが
何種類か出てはいるようです。
名前さえ分かれば検索するだけで
食べられるか否かや料理の仕方まで
簡単に分かる時代になっているので、
こちらのジャンルの情報を上げる人が
多くなってくれると面白そうです。