メルマガ読者と実地調査に行きましたが、
やはり文献を読んでいるだけでは分からない
現場の雰囲気を感じられるのは強いですね。
アメリカから帰国した方も参加したので
大統領選や色々な話を聞きましたが、
どうもメディアで流されている情報とは
ニュアンスが違う話を聞きました。
トランプさんが大統領になってから
アメリカも大分変化があったそうで、
その頃から日本の歴史を学び直す意欲が
高まっての調査企画参加だそうです。
日本も戦後はアメリカの州に近い感じで、
日本の総理大臣よりアメリカの大統領の方が
政治経済に影響が大きそうな状況下ですが、
日本でアメリカ大統領選に関心の強い人も、
誰か都合の悪い事を何とかしてくれないか的な
主体性が無い事が多い等の話をしてきました。
日本人が主体性を大きく失ったのは、
核爆弾投下による大平洋戦争敗戦により
天皇の人間宣言が行われた事が大きく、
明治維新で天皇を立て一丸となったのは
江戸時代からの南朝議論の流れがあります。
普段は表面的に話題に上がっていないだけで
問題自体が解消されている訳ではないので、
南朝の歴史に興味が出るのは分かりますが、
蓋をしておきたい程に取り扱いが難しいのも、
同時に総点される内容でもあります。
私はどちらかと言うと斜め上な存在なので、
この類いの議論で全く想定されないであろう
研究成果を提供できると思ってはいますが、
アプローチの難しさも感じますね。
ブログ記事も全部読んでいる人は少なそうで、
体系的な知識は本の方が良いのは間違いなく、
やはり本に纏めておく必要がありそうですが、
南朝の突っ込んだ情報を取り扱う上でも、
ケチで無料で情報を流さないと言われようが、
本なり別の手段を考える事にはなりそうです。
地域振興に被る部分があるものの、
ロマンをベースにした地域振興とは場違い、
現代日本の問題にダイレクトに関係する
リアリティーの高い情報になります。
祭や聖地の保護などとバッティングすると、
色々と苦労している意味がなくなるので、
別名で出すなり色々と考えてみましたが、
今までの研究とも密接にリンクするので、
研究を流す事にしています。
国外にでると国内の問題が良く見え、
その上で価値が分かった人が戻って来ると
活躍する人材になるケースは多いですが、
歴史を学ぶ事も現状から離れて現状を見る
認識の拡大が得られるのがメリットです。
外に依存し主体的にどうするかを避ければ
幼稚な段階で終わりかねない危惧があるので、
あえて大変なテーマに取り組んでいますが、
ここから得られるのは想像以上に壮大な
精神的な広がりのある世界です。
主体性にはアイデンティティーの確立が必要で、
これが薄いレベルでは大した事は出来ません。
この国の本来の姿を見つめ直す事が
今後の重要な課題だと切実に思う人は、
以降の研究も読み進めていって下さい。