月読命とソクラテス

薬師如来がミトラとペアのヴァルナで、
徐福が持ち込んだヴァルナ信仰を
行基が復興させた事は本に書きましたが
ミトラが太陽神とされていたのであれば、
ヴァルナは月神になるのでしょうか。

日本書紀では月読命は神殺しの罪神で、
太陽神と比較して記述の殆どない
謎の神として認知されています。

日本は月を愛でる文化があるので、
月読命も悪神とはされていませんが、
西洋ではルナティックは狂気を意味し、
月に良いイメージが持たれていません。

バビロニアの占星術は月の二十八相を
研究していた事が分かっていますが、
月相は太陽と月と地球の関係性から
生まれてくる現象ではあるので、
月単体としての見方ではありません。

古来、太陽神と月神はペアとされ
日本神話でもイザナギの左右の目から
両神が生まれてきたのですが、
何故月神が悪者になったのでしょう。

古事記・日本書紀編纂の時期は
行基の時代と重なっているので、
行基の本を読めばその時代背景が
明瞭に分かると思いますが、
もう少し突っ込んで書いてみます。

ギリシャ神話の月神はハーデスで、
プラントの著作にも登場しています。

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