中尊寺の謎

奥州藤原氏の三代のミイラは、
中尊寺金色堂に祀られます。

意外な事に金色堂創建の目的は、
未だハッキリしていない様です。

中尊寺金色堂は造立の当初から
廟所葬堂として建立されたのか、
普通の阿彌陀堂として建立され
後に葬堂に転用されたのか、
学界で決着していないそうです。

私は今まで日本史の様々な謎に
新説を提示しては来ましたが、
殆ど騒がれてはいませんね。

邪馬台国が安曇族の王朝なら、
様々な場所に勢力を広げ、
ローカル国ではなかった事に
なってくる話になります。

邪馬台国がどこにあったかは
日本がどこにあるかの議論と
同様のナンセンスな話となり、
首都がいつどこにあったかを
議論する方がまだマシです。

奈良時代ですら遷都を繰り返し
一定ではない状態でしたが、
もう21世紀になっているので、
そろそろ議論のバージョンを
アップした方が良いですね。

法隆寺の謎は行基の本に
色々と書いたのですが、
法隆寺単独でも本を書ける
基礎データは集めています。

と言う事で中尊寺の謎についても
解明出来そうな感じなのですが、
やはり実地で行かないと分からず、
行ってもまたスルーされかねない
リスクを背負った行動になります。

私の説は前提そのものが特殊で、
部分的にパクろうとしても
整合性が取れなくなる話が多く、
認めると今まで積み上げた物を
否定する事にもなりかねません。

まあ私の説も含め歴史学は推理で、
新たなデータが一つ出てくるだけで
覆されないジャンルではあるので、
ドヤ顔で語る事は出来ません。

文献の信憑性そのものが怪しい
数少ない当時の記述を元に
全て分かった気になる事自体が
危うい行為にはなってきます。

どうしても平泉に行くとなると、
日帰りは無理な上に現地調査で
どれだけ時間がかかるかの
概算を出し計画を立てないと
厳しい部分がありますね。

かなりヤバい所まで調べるなら
一応回れる場所はありますが、
人は選びそうな感じはします。

前に一緒に登山をしたら、
普段運動していない人だと
ペースが全く違うので、
スケジュール的な余裕を
押さえる必要があります。

バスと歩きだけならまだしも、
一人ならレンタサイクルで回るか
レンタカーになりそうですが、
公募するならレンタサイクルは
流石に厳しい選択になります。

レンタカーなら人数調整が必要で、
人が来ない可能性もありますが、
多すぎると乗れない人が出ます。

現地人に車を出してもらえるなら
参加費は安価に出来そうですが、
そもそも平泉に行くだけでも
交通費と労力で大変です。

諸々の条件を詰めている最中で、
条件如何では公募を取り止め
一人で行く可能性もありますが、
そもそも需要があるかについて
怪しすぎる方が問題ですね。

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