米ぬか洗剤

米糠で食器を洗う方法を
教えた事があるのですが、
かなり評判が良いですね。

袋に米ぬかを入れて桶に浸け、
水をはって食器を浸しておき
汚れを濯ぐだけなのですが、
掌がスベスベになるそうで、
健康にも環境にもプラスです。

使い終わった糠は土に還して
リサイクルしていますが、
台所以外にも使えそうです。

科学薬品を使用するのと、
長期的な身体・環境への
影響を比較してみると、
かなりの差が出そうです。

自分で試してもいないのに
人に薦めるのも無責任なので、
洗濯に使うか迷っていますが、
まあ失敗してもネタになるので
芸人的には美味しいですね。

太古から聖地とされた湖が
水質汚濁で酷い状態にあり、
家庭排水の割合が多い事に
大きな責任を感じます。

商人の世界では三方良しと
言われる事がありますが、
人間に良く自然に悪い事が
奨励される訳はありません。

古代には自然界を神の領域に
扱う信仰が存在していますが、
四方良しが本来なのでしょう。

自然界は循環とバランスが
高度な水準で働いており、
ここに神の働きを見る事は、
人間として普遍的な感性に
近いモノがありそうです。

太極拳の型の演舞のように、
循環とバランスのレベルは
人によって違いますが、
邪馬台国には太極拳でなく
高度な舞が存在しています。

舞と武は音が同じように同根で、
神聖な舞を一生かけて深める事で、
自然界への理解も深まりそうです。

自らを磨いただけ神が見えるなら、
外宮の御神体が神鏡であるのも
納得いきそうな話ではあります。

自然の中に神を思わせるような
景色を見る事はありますが、
つまらない事を考えていると、
同じ景色を見てもつまらない物が
見えて来るのが人間なのでしょう。

自然にも心が存在しているなら、
どれだけ良い関係を作れるかが
幸福度を左右する事については、
対人関係と同様なのかも知れません。

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