菅原道真公の祖先を辿っていくと、
天穂日(あめのほひ)命という神に
突き当たる事になります。
その一四代目の子孫に野見宿禰がいて、
垂仁天皇の命で当麻蹴速(たいまのけはや)を
相撲で殺した出雲の勇士とされています。
伊勢の神宮の建立に関わる天皇と
リンクさせられていますが、
ここでの相撲は日ユ同祖論で
有名な聖書由来のものでなく、
シユウと呼ばれる神に由来する事を、
三遠式銅鐸の本に書いておきました。
このブログでは出雲=三遠なので、
三遠との関係が存在するかと言えば、
天穂日命が確りと関わっています。
この神はその名の通りホピ族と
関係している説もありますが、
一時は話題となったホピも下火で、
預言での脅しは価値が低いですね。
本当の白い兄弟が船出をしたと
ホピの伝承のあるようですが、
もしも日本に来ていたとすれば、
現代の我々を見てどう思うでしょう。
必要以上の贅沢の維持のために搾取し
ツケを押し付け逃げ切ろうとするのは、
ホピの提唱する道からは外れます。
大人として必要のは道理を誤魔化さない
責任感や姿勢である事は東西共通ですが、
現代では成人式も単なるセレモニーで、
通過儀礼としての試練ではありません。
花祭で一時間以上も舞うのは
通過儀礼としての意義は十分で、
乗り越えるべき試練を越えず、
責任を誤魔化して楽をしつつ、
大人振るのは微妙です。
インディアンの意思決定は七代後まで
影響を考慮した上でなされるそうで、
楽をして後の世代にツケを押し付けると
生まれ代わってツケを払う事になるかは、
リスキーな賭けではありますね。
祭の宣伝をして大勢呼び込んでも
大量にゴミを落としていく等があり、
観光に使われるのをNGとする社寺も
三分の二程度はあるそうです。
言われてもスルーし切羽詰まってから
何で言ってくれなかったんだと言うのは
結構目にする事がありますが、
ホピは自然と調和した道に行かないと、
崖っぷちになる事を預言しています。
ホピと出雲の関係の痕跡を
少しだけ掴んではいるのですが、
簡単に出せる話ではありません。
退学者ドラマ等で信仰の場が
大々的に紹介された事により、
大勢来て雰囲気が悪くなる事が
実際にある事を考慮に入れると、
無責任な事は出来ません。
この辺りの見通しが立てば、
ホピについても執筆します。