小野道風

かなり前に研究を終えた話を
アップしている物なので、
リアルでは別の研究のために
色々と飛び回っています。

小野神の調査をしていた所、
小野道風の存在が気になり
調べてみたのですが、
面白い伝承がありました。

良い書が描けない事を悩む
小野道風が池を通ると、
柳の枝に飛び移ろうと
必死になっている蛙がいて、
馬鹿にしていたそうです。

しかし風が吹いて柳の枝に
飛び移る事を目の当たりにし、
馬鹿は自分だと悟ったいいます。

自分はここまで必死になって
事にあたって来なかったのに
悪く言った事を恥じて努力し、
目標を達成したとされますが、
現代人にも通じる話ですね。

少し噛って良い気になって、
都合の悪い事を体よく誤魔化し、
やっている人を上から目線で
粗探しする事は簡単ですが、
プライド保持して楽をすれば、
大きな物を逃してしまいます。

中には責任問題にまで発展する
重要な案件でもこの類いの話が
あったりするのが問題ですが、
足掻いただけで出来るかは
別問題であったとしても、
小賢しいだけで大成しません。

近年はスピリチュアル界隈でも
楽できる話ばかりが有難がられ、
責任感などは重視されない
傾向が見受けられる気がします。

我流で努力してもダメなのは
良くある話しではありますが、
やる事をやっていないのに
人の事ばかり言っているのは
流石に問題があるでしょう。

野球では三割打者でも凄いのに、
全部命中しなければ駄目だと
無意味にハードルを上げては、
何一つ進みませんね。

十やって一~二回上手く行けば
そこそこの部類に入るなら、
何もしていない事そのものが
一番の問題になって来ます。

小野神と言えば小野妹子が
関わる事が分かっており、
歴史に名を残す人物なら、
ノウハウ以前にこの水準の
努力をしていそうですね。

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