武田邦彦さんの動画を見ると、
参政党でのディベートを導入に
反対されていた事が分かります。
ただここで言うディベートも、
純粋な政策ディベートではなく
詭弁術に近い物ではないのかと
聞いていて感じました。
ディベートの参考書としては、
絶版ですがこの本がオススメで、
このやり方を学ばせていたなら、
より良いプランで勝負をする
政策ディベートが出来ます。
日本は民主主義国家ですが、
これが戦後アメリカにより
導入された物であるのなら、
民主主義を標榜する前に、
中身の検討が必要となります。
プラトンの時代のギリシャも
民主主義だった事は有名で、
ディベート問題に纏わる事で
議論する本が残されています。
『ゴルギアス』ではソクラテスが
三人と続けて話をするのですが、
ソクラテスに勝てないとなると、
最終的には本音の議論になります。
ズルい者勝ちや強い者勝ちの
世界観を持っているのが大人で、
哲学者は子供じみた理想論を
語っているだけと非難しますが、
現代でもありそうな話です。
この周辺は読み物としても
スリリングで面白いので、
是非とも読んでみる事を
オススメするところです。
参政党も本音の部分では
この思想を持っているなら、
支持基盤が弱い状態なのに
更に弱くなりかねませんが、
公的に本音まで引き出す事は
簡単には出来ないでしょう。
こう言う部分が哲学書が
現代にまで読み続けられる
理由の一つと思われますが、
既に言及されている問題で
トラブルが起こるのは、
教育水準の低さでしょうか。
私が寺子屋的な記事を書くのも
こう言う所に理由があります。
豊橋公園の話も神谷さんにまで
伝わっているか分かりませんが、
万が一にも伝わっていたのに
意図的に何もしないのであれば、
本音に疑念を持たれかねません。
下手をすると伊勢や出雲を越える
国益が棄損されかねないレベルの
可能性が存在しているのであれば、
周囲の人も話を持っていって、
対応を呼び掛けるべきと思います。
武田さんが情報を流している事で
信頼が地に落ちかねない状況なら、
ここで有権者を納得させられる
対応をする事に価値がある事は、
参政党院でも分かるでしょう。
信頼は口先だけではなくて
行動で勝ち取るべき物なので、
今こそ勝負所なのでしょうね。