淳和天皇の墓

歴史関係の文章を書く時は、
関係者の墓に参拝に行って、
色々話をしてから書く事を
基本的に行っていますが、
中々叶わない事もあります。

承和の変に密接に関わる
淳和天皇の墓への参拝は、
かなり無理ゲーな感じです。

この天皇の墓は山頂にあり、
バスで降りた後に山道を
片道7キロ歩く必要があり、
軽く半日ぶっとびますね。

京都の調査に行く時は、
バスのフリー切符を使い
回れるだけ回れっていて、
喫茶店で一息つく間も
取りにくい感じです。

簡単に行く機会を持つのが
難しい状況にあるので、
過密スケジュールなのは
致し方ないところですね。

天皇陵の中でも最難易度で、
次が清和天皇陵でしょうか。

この天皇の陵墓も山の中で、
よくこんな場所に墓を作ると
感心してしまう所にあります。

この二者は日本史上でも重要な
分岐点に関わる存在であり、
墓が隔離されたような場所に
建てられている背景に対し、
色々と考えてしまいますね。

墓に参拝した時の雰囲気で
色々な事が分かる物ですが、
迷った時は現場が基本なので、
参拝出来ないのは辛い所です。

ただいつも思うのですが、
こんな山頂に墓を作るだけの
気概が恐ろしいレベル過ぎて、
管理や建て直しの大変さは、
考えただけでもヤバそうです。

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