六甲山東の甲山の神呪寺には、
真名井御前(まないごせん)の
伝承が残されているようです。
この真井とは籠神社奥宮の
真名井神社とに関係が、
存在しているのでしょうか。
真名井神社の祭神は豊受大神で、
外宮の御祭神とされています。
豊受大神は八天女の中にいて、
羽衣を奪われた事によって
天に帰れなくなった伝説が
残されている存在ですね。
ここから外宮に移った事から
伊勢の根に関わる聖地とされ、
日ユ同祖論でもてはやされる、
パワースポットになっています。
しかし私の本を読んでいる方は、
本来の外宮の神は鬼神であり、
宇宙の中心の神とされる事は
理解されている事でしょう。
羽衣天女は北斗七星に関わり、
北斗七星の側に輝く星を含めて
八星ともされていはいますが、
北極星をまわる星座なので、
中心の神とはなり得ません。
二系統の藤原氏などの記事を
書いて来た事がありますが、
先住民の名家の名を乗っ取り、
前から存在していたかの様に
捏造された可能性があります。
甲山と鷲林寺に真名井御前の
伝承が残されているのは、
北極星の神が格下げされた
痕跡と見て良いのでしょうか。