豊橋市の水上ビル

最近の豊橋を見ていると、
水上ビルがアツいですね。

定期的にイベントを開き、
マケインともコラボして、
古い町並みと新しい店が
共存するエリアとして、
進化して来ています。

クレープ屋も出来たので
食べに行って来ましたが、
こんなにお洒落な場所に
変わっていると思わず、
地元の努力を感じます。

水上ビルは戦後に
闇市対策で作られ、
牟呂用水を暗渠化し
その上に建築物群を
作った物の様です。

東西約800mに連なった、
全国的に珍しい構造の
商業空間とされており、
静岡県や南信地方からも
多くの客が来たそうです。

牟呂用水と言えば、
ここから数キロ先の
牟呂八幡宮を連想し、
歴史上かなり重要な
神社であった事は、
確認されています。

個人的には水の上なら、
水神を祀る社を設けて
参拝する形にした方が、
より栄えると思います。

牟呂八幡宮の境内にも
ミズハノメの社があり、
古代には水神祭祀が
行われていた痕跡を、
見る事が出来ますね。

水神と言えば運動公園の
水神池も重要な場所です。

元々は遥か大きな池で、
裏の神明社でも水神が
祀られている事から、
水神の祭祀場であった
可能性がありそうです。

土地の発展を研究する
風水学が存在しますが、
水により質の良い気が
保持されるとされ、
祭祀を行う事の意義を
伺う事が出来そうです。

現在ここを埋め立てて
テニスコートを作る
計画があると聞き、
アリーナがあるのに
何をしているんだと、
驚いた事があります。

地元を盛り上げるため
様々な努力がなされ、
ここに歴史が絡まれば
更に大きな流れへと、
繋げる事が出来るなら、
情報公開は必須ですね。

豊橋公園の発掘調査で
色々分かった様ですが、
邪馬台国との関係には
触れられていません。

本来であれば可能性を
示唆する事によって、
地元に関心を持たせて
研究の流れを出すのが、
基本的な流れでしょう。

アリーナの議論の上で
飽海遺跡の話が出ず、
市民に必要な情報が
渡っていない事を、
ヒシヒシと感じます。

地元の方々が協力し
情報拡散を行う事で、
更に繁栄をしていく
流れに繋げられれば、
地元で生活する事が、
より楽しくなりますね。

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