水戸藩の調査に行く前に
水戸の研究をしましたが、
水戸黄門とモデルの光國は
大分イメージが違いますね。
歴史モノのテレビ番組は、
確りと調べている方々から
突っ込みされる事が多く、
水戸黄門もその一つです。
実際に光國が全国を行脚し
悪代官を成敗したのかは、
少し本を読んだ方であれば
嘘なのが分かるでしょう。
スケさんカクさんのモデルは
実在したとされていますが、
水戸から出て全国をまわった
事実の確認は出来ません。
問題なのが水戸黄門の話が
悪の権力者を倒す勧善懲悪で、
全国的に悪代官が蔓延るなら
幕府政治が悪い事になります。
天下の副将軍なら政治の方を
何とかしろと思うのですが、
光國が善か悪の評価自体が
研究者により二分されており、
調べる程危ない人に思えます。
明治維新に至る流れを作った
張本人だった事を踏まえると、
この構図は江戸幕府の敵側に
都合の良い展開になりますね。
水戸黄門の構図を見てみると、
絶対的な権威で悪を成敗する
最終局面に至る構造ですが、
黄門で黄金門のイメージなら
第三神殿に契約の箱を運ぶ
メシアのモチーフでしょうか。
どうも光國の周辺を探ると
一神教系の雰囲気が濃く、
古事記の系譜が聖書との
多くの類似性があると言う
研究が出てはいますね。
彼が林羅山の歴史書と異なる
大日本史を編纂させた背景に、
江戸まで天皇の系譜が続く
親古事記を作る意図があれば、
ヨシュア記の異民族虐殺の
思想があったのでしょうか。
部分的に見るとこじつけと
思える要素が多いですが、
これ以外に腐るほど危険な
歴史が存在した事が分かり、
どこまで書くか悩み中です。