江戸の終身雇用

江戸時代の武家や商家の
組織や人間関係は、
明治以降も踏襲されます。

日本の官庁や会社の終身雇用は
幕府・藩・商家の雇用期間が
終身だった事を引き継いでおり、
藩も伊達家や浅野家などと呼び
大名と親族関係のない下級武士も
藩を自分の家としていました。

四書の初めに学ばれる『大学』も
国の前に斎家を重視していますが、
家が藩とイコールであったなら、
現代の家とは若干異なる感覚で
用いられていそうですね。

昭和の頃は会社が家扱いされる
ケースが多かったようですが、
『大学』は自分の事を棚上げし
説教する事の問題であったり、
良い面ないし悪い面しか見ない
弊害等について語っています。

昭和の経済発展の原動力に、
江戸の儒教が関わっていれば、
儒教を疎かにした近代日本を
もう一度立て直すためには、
儒教の見直しが必須ですね。

学問の神とされる菅原道真の
天神信仰も儒教に通じており、
受験の神として信仰するには
余りも路線が違っています。

古き良き日本とされる物に
儒教の影響が大きいですが、
儒教の悪影響も指摘され、
一括りに扱われています。

しかし江戸の儒教は林羅山と
全く異なる系統が存在し、
これが及ぼした悪影響も、
現代に色濃く残っています。

しかも江戸の儒教は神道とも
密接に関わっていた事もあり、
江戸の神道もに二系統が
存在した事になって来ます。

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