羅山と仏教

『羅山林先生行状』には林羅山が
藤原氏の末裔と記されています。

生(羅山)姓は林氏、
実は藤原の末裔にして、
其の先は加州の豪なり

と加州(石川県)の豪族の藤原に
羅山を結びつける意味があったか
良くは分からない話なのですが、
確証の無い情報とされています。

藤原氏と言えば平安時代に
摂関政治でブイブイ言わせた
例の一族が想像されますが、
北家以外は酷い言われ様で、
侵略者が勝手に名家を語り、
歴史を捏造した感じですね。

吉田神道も藤原の神と関わり、
神を祀るだけでなく政治力も
持ち合わせた氏族であった事は
十分に確認出来る方達でした。

奈良の興福寺も藤原の氏寺で、
藤原と仏教には深い関係があり、
春日神社で神を祀る事と並行し
仏教理論や密教にも通じていた、
エリート集団の感じですね。

羅山が仏教を排除しようとした
話が残されてはいるのですが、
吉田神道も天台密教と関わり、
この周辺は混沌としています。

羅山には表に出ていない領域が
未だ存在している可能性があり、
中々に凄い物であった気配を
漂わせて来てはいますね。

しかし彼を徹底的に批判した
国学派側からしてみたら、
徹底的に隠蔽したい情報の
可能性も非常に高いでしょう。

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