羅山の思想研究

林羅山の思想の研究において、
『春鑑抄』と『三徳抄』の二冊が
研究対象とされて来たそうです。

しかし『春鑑抄』の成立したのは、
最古とされる寛永六年(1629)
以前とされてる様なのですが、
驚峰の「編著書目」には掲載されず、
羅山の書と断定が出来ないそうです。

『三徳抄』は「編著書目」に見えますが、
書かれた時期が両書ともに不明とされ、
どの時期にどんな背景で書かれたのかを
研究するのに難点が指摘されています。

しかし『巵言抄』は様々な背景が明確で、
羅山の研究においてより重要であるのに、
余り活用されて来なかったそうです。

『巵言抄』から元和六年(1620)の
林羅山の心性・道徳・治政の論が、
朱子学的である事が確認されるそうで、
羅山についての説の見直しを要求する
情報が含まれてる様ですね。

この書は一般的に流通しておらず、
羅山についてのイメージの見直しが
一般人に広まらない事もあって、
専門書を読む層は限られるので、
私の様な人が広めていかないと、
埋もれる危険もありそうです。

専門書は高額のが欠点であって、
歴史研究は専門書に当たる必要が
非常に高い領域でもあります。

詳しいソースを出せと言うなら
経費を出した上でお願いしたく、
国会図書館への往復だけでも
1日潰れ経費もそこそこです。

相応の情報が欲しいのであれば
相応の対価も必要となるので、
タダで得ようと考えるのなら、
結果も相応の覚悟も必要ですね。

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