花郎

テレビで朝の韓国ドラマが放映されていますが、
善徳女王などに花郎(ファラン)と呼ばれる組織が
活躍する様が描かれています。

テレビドラマは実際の歴史を参考にしているものの、
どこまでが史実でそこまでがフィクションかは
中々に判別しがたいところがありますが、
花郎と言う組織自体は実在したようです。

初期は女二人の霊能者が中核となっていたのが、
嫉妬による殺害が起こった事で女人禁制となり、
男のみで構成されるようになったとされます。

この花郎、山岳で修行し武術や密教を修め、
日本の修験道にも関係していたようで、
『花祭:太古の鬼神の謎』に詳細を書いています。

壬申の乱については本でもブログでも書いていますが、
この時期は東アジアでの動乱期にあたり、
古事記・日本書紀では親百済ですが、
花郎は新羅なので記述がないにでしょうか。

武即天が高句麗を滅亡させたとされますが、
これも白村江の海戦や壬申の乱周辺の話で、
文献には詳しく残されてはいないものの、
東アジア全体で大規模な変遷があったのでしょう。

本には書いておきましたが花郎を探ると
白山信仰の深い部分にまでいきつきます。

中国の歴史書の倭の五王の記述をみると、
ヤマト政権は朝鮮半島の大部分と
密接な関係を有していた事が分かります。
これがヤマトタケルの功績に関わるなら、
完全に存在を抹殺する事は難しく、
粗暴な存在として取り込んだのかも知れません。

花郎の花が花祭の花と関係しているのか否かは
深い所では関係していそうですね。

奥三河の花祭の深層を探ると、
隠れ里のローカルな祭の域を越えて
古代アジアの深層にまで行き着きます。

それが生きた祭として残っているのであれば、
もっと騒ぐ人が出てきても良いと思うんですが、
関係者はどう考えているのでしょうか。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

コメント

  1. みずっちゃん より:

    白山信仰と韓国の歴史系ドラマがつながるのですか!
    とっても驚きました!白山比咩神社の巫女さんの舞、なんとなく韓国風に思えました。

    • Katsuyoshi より:

      実際の花郎はかなりハードで、恐ろしい程の苦行をしていて指を切ったりしたらしいです。
      日本書記は親百済ですが、花郎は新羅なので有名でないのかも知れませんね。