ダーウィンの『植物の運動力』

進化論で有名なダーウィンですが、
彼の研究の全貌は有名ではなく、
同期のネアンデルタール人の研究が
全くと言って良いほど知名度がないのは、
何らかの意図を感じさせます。

ダーウィンが最も力を入れて研究したのは
植物学だった事は有名ではありません。

植物は誤った進化の道筋をたどり、
人間が最も進化した存在とするプライドは
科学を建前として根強いものなのでしょう。

進化論自体、何種類も存在していますが、
進化の頂点に立てば何をしても良いと
植民地を拡大して人扱いしない事の正当化に
彼の進化論は都合良かったのでしょうか。

ダーウィンは、地上に現在生息している生物は
それぞれの進化の道筋の最先端に位置し、
そうでなければ既に滅んでると考えていたようです。

ダーウィンは、植物をこれまで出会った中で
最も驚くべき生物だと何度も書いています。

1880年出版の『植物の運動力』では、
息子と共に行った実験から得られた結果を解釈し、
植物の運動の大部分は地上に出ている部分ではなく、
地中の根と関係している事を発見し、
根を司令センターの様なものと結論付けています。

この研究の存在自体がメジャーになっていれば、
ダーウィン進化論をベースとした世界観も
全く違ったものとなっていたのでしょう。

草木と対話する古代のアニミズムも、
劣った考えではなかったのでしょうか。
自然界を神の領域とする古代日本の信仰も、
非科学的のレッテルを貼って終わりにすれば、
大きいものを失う事になるかも知れません。

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