食糧自給と地方移住

玄米の記事を書いていて出しましたが、
玄米は中々腐らないので備蓄に良いようですね。
いずれ食べるものなので買い込んでも腐らなければ
数ヶ月分をストックしておくのも良さそうです。

玄米は完全栄養食と呼ばれるくらい
表皮に栄養が豊富にあって食物繊維も取れるので、
ごま塩をかけて 好みの固さに水分量の調整をすれば
非常食として考えても価値が高そうです。
玄米にはダイエット効果もあると言う説もありますね。
玄米の甘酒はコクがあってよく作っています。

https://www.landerblue.co.jp/39172/

コロナウイルスの騒ぎでトイレットペーパーや食料が
店舗から無くなった地域が幾つもあるようですが、
日本は食料自給率が最低クラスなので、
危機管理の基本から弱いのを誤魔化すのが危険という
警告として考えた方が良い一年になりそうです。

今年はオリンピック景気が終わった後に、
一気に落ち込みが来る予測をしている人は多く、
アメリカ大統領選挙でトランプ氏が再選すれば、
アメリカに依存せず自立する必要が出ますね。
軍事的には食料自給は生命線なので、
日本でも農業の政策にも変化はでるでしょうが、
どこまであてに出来るか分かりません。

ロシアではダーチャと言う週末農業が行われ、
一家四人分程度の食料は自給する体制があったので、
ソ連崩壊時にも大きな問題を起こさず移行できた様です。
日本でもダーチャを導入している人達はいるようですが、
東京一極化に限界を感じて見切りをつけ、
地方で自給しながら周囲で互いに余った野菜を配りあい、
仕事をするライフスタイルを求める人達が
出てくる雰囲気がありますね。

奥三河も限界集落化して祭の継承以前に
村落そのものが消滅する危険があるので、
イスラエルのキブツのような農業ボランティアの
収容が出来る場所が各地に出てきて、
その地域の継承されてきた祭や文化に感心ある人が
一定期間、農業をしに来る流れが出てくれば、
Win-Winの関係が築けるのかも知れません。

地方は今後の流れを今の内から見据え、
そこにしかない伝統文化を情報発信していけば
その地域に合った人達を集めやすくなるでしょう。
私は三遠在住なのでこの地域の情報を出していますが、
各々の地域でも流れを出した方が良い時期だと思います。

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コメント

  1. シャイニー より:

    藤原直哉さんから こちらに伺いました。
    おとななのに自分を守ることが出来ない ましてや弱者をや
    いつかはこんなことが起こると思っていました
    ここから葛藤して 昔の日本に還りましょうということでしょうか?
    玄米 夏の暑さで乳化しました 精米かけられないのですが 炊いてみようと思いました
    これからも拝見させて頂きます

    • Katsuyoshi より:

      コメントありがとうございます。
      私も食料は涼しい倉庫に備蓄していますが、
      言葉足らずだったようです。

      明治維新でアジアは強みを捨てて西洋化してきましたが、
      環境破壊や歪な経済システムが行き詰まり、
      大きな文明のシフトが起こる時期に来ていると思います。
      アメリカ追随が終わった後に必要なのは、
      日本のアイデンティティーを見直し基盤を踏まえた上での
      未来の模索ではないかと感じています。

      縄文や弥生時代は他の国と比べて劣ったイメージがありますが、
      徐福王朝は自然と調和した高度な文明を展開していたようで、
      都市開発にもその痕跡が認められます。

      コロナウイルスで東京一極化も終わりを迎え、
      各々の地域で今後の対応を打ち出す流れになりそうですが、
      私は三遠在住なので、ここにしかない強みを生かした
      モデルケースが出せないか模索しています。
      日本はどの地域をとっても深い歴史があるので、
      各地で類似した動きが出るのに寄与できれば嬉しいですね。