本日、図書館に本を借りに行ったら、
飽海遺跡の展覧会を開催していました。
飽海神戸神明社は大平洋戦争時に
現地に遷される前は豊橋公園の場所にあり、
ここを掘ると遺跡が出てくる事は
本やブログに書いてきました。
ここはかなり古い時代まで遡るようで、
花祭の原型のである鬼道が行われた
雄略天皇(ヤマトタケル)の初瀬朝倉宮が
ここではないかとする説を提唱していますが、
学説の一つとしてここで触れられる程には
認知度がないようで残念です。
この説が広まれば郷土史の関心度が上がり、
様々な研究が提唱されるのと同時に
地域振興にも活用されていきそうなのに、
かなり勿体ない事をしている感じがします。
花祭が卑弥呼の用いた邪馬台国祭祀の鬼道なら、
継承が途絶える事がどれだけの損失かは
色々な人に話してもレスポンスがありますが、
実際に行うとすると争論賛成各論反対で
責任の押し付けあい等も多いのでしょうか。
一応、行政にも何度も足運んでいますが、
中々に反映されないのは何故でしょうね。
一人が言っているだけでは厳しそうですが、
このブログを読んだ人達で大勢行政に質問し、
理由を聞いたり損失の責任追及をしていけば、
多少の変化はあるのかも知れません。
私の説も間違っているのであれば、
具体的にどう言う根拠でダメなのかが
明確になると研究が進むのですが、
少なくとも1800年近く継続した祭祀なら
世界的にみて飛び抜けたものであり、
この強みを生かさない手はありません。
可能性があるのに何もせず途絶えさせれば
普通に国際的な非難の的になりますが、
ここで成果を上げる人が出てくれば、
世界的な評価を勝ち取る事によって、
国際的な観光都市にもなれそうです。
明確に間違いとされる根拠がないなら
徹底的に研究していく必要があり、
私もある程度までは基礎研究に必要な
データの提示は出来ていると思います。
私の研究に部分的に間違いがあっても、
研究の流れが出て訂正されていけば、
執筆活動をしている価値はあります。
日本のアイデンティティーに関わる鬼道は、
もっと大勢が研究しても良のでしょうが、
存在意義に関わるレベルのものであるのなら、
ここで勝負しなければ先は見えていますね。
これから長期に渡って評価が残るなら、
どこまでやるかで真価を示すべき時なので、
他人事として押し付けずに勝負する人が
数多く出てくる事を期待しています。