浜松市西区の舞阪町には弁天島があります。
風光明媚で美しい事で古から名高く、
メルマガ読者と参拝に行った事があります。
弁天島蓬莱園の東側の浜名湖の底には、
海底遺跡の存在が確認されており、
干潮時に水面に現れる事があるそうです。
昭和38年(1963)に海底から地元の人が
土器と漁に使う網の錘に使われた土錘を発見し、
遺跡の存在が広く知られるようになりました。
「弁天島海底遺跡」(現在は「弁天島遺跡」)は、
南北100メートル、東西70メートルに渡り、
弥生時代中期(約2000年前)~7世紀(約1400年前)に
集落が営まれてい事が調査の結果分かったそうです。
浜名湖の湖面は約1300年前から広がり始め、
南にあった遺跡は湖の底に沈んだと言います。
丁度この頃は壬申の乱の周辺であり、
弥生中紀なら卑弥呼より前の徐福王朝の頃から
壬申の乱周辺まで集落が存在していますね。
調べれば調べれるだけ自説の裏付けが出てきますね。
この地には隠された歴史が存在しています。
京都に近い琵琶湖は近江、遠い浜名湖は遠江とされ、
琵琶湖に対比させられる湖として名高かったのは
地元民としては誇らしいところなのですが、
認知度が低いのか観光には弱い感じがします。
地元の歴史や風土を大事にする事は
地域振興の基本に位置するので、
ビジネスモデルなりはそれ以降の話です。
こう言う研究はもっと広がって欲しい所ですね