青木の暗号

三河南朝を伝える『青木文書』ですが、
常緑樹の実が青から赤に変わるので、
実(身)が変わる(代わる)事から、
青木は身代わりを意味していると、
藤原石山氏は考察されている様です。

身代わりであればダミーとして、
偽りの歴史を伝えていたとしても、
おかしくはない気がします。

一字一句間違いないと解釈すれば、
部分的には正しくとも重要な所では
ミスリードを誘われる可能性があり、
私がこれを絶対視しない理由の
一つとして考えている所ですね。

三河吉野朝の様々な研究も、
太平記などの文献に依った部分が
見受けられる部分がありますが、
これらに対する疑問についても、
既に記事に書いておきました。

私が独特な説を提示できるのは、
三遠の古代史を研究した素地があり、
こことの関係を考えると崩れる説が
結構見受けられるからですね。

地元の話なので実地で色々まわれる
メリットがある部分も強いです。

やはり文献だけで研究するのは
弱い部分があるのは確かな事で、
一応は一般的よりも遥かに文献に
目を通しているとは思いますが、
情報だけでは難しいものがあります。

山奥に南朝関係者を祀る社があり、
参拝に行って来た事がありますが、
社の前で方膝をたてて休んでいると、
何があったか語られている気分になり、
本格的に調べてみる事にしました。

本腰を入れると色々と出てくるもので、
ざっくりとした理解しか無かったものが、
かなり明確になってはきましたが、
やはり実地調査の賜物ではあります。

私が聖地参拝企画を立てているのも、
実地で得られるものが多いからですね。

頭だけで考えるのと実地で感じるのとは、
実際にかなりの差が存在しているので、
部分に偏らない総合的なアプローチで、
研究を進めるよう心掛けています。

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