奥三河のアイデンティティーに関わる神社

今日は飽海神戸神明社に参拝してきました。

花祭は豊橋公園にあった祭祀場で行われた
邪馬台国の国家祭祀である卑弥呼の用いた鬼道が
仁申の乱で攻められて奥三河まで移動し
継承されてきた祭であると花祭の本に纏め上げ、
飽海神戸(あくみかんべ)神明社で祀られる
神功皇后が卑弥呼ではないかと鬼祭の本に書きました。

飽海神戸神明社が花祭の起源の国家祭祀と
密接な関係があった可能性があるのであれば、
奥三河の方々が飽海神戸神明社へ参拝すれば、
鬼道を用い民を統治した卑弥呼への参拝となり、
鬼が神として登場する花祭の本来の在り方を
見つめ直す機会となりそうです。

コロナウイルスで自粛になりましたが、
豊橋公園で農業やヨガなどのイベントが
行われる予定であったようです。
奥三河出身でテレビ三遠をやっている方と、
ここの遺跡で花祭をやっていたのなら、
ヨガと一緒に花祭の舞もやってみるのも
面白いのではないかと盛り上がった事があります。

奥三河の方々は豊橋公園周辺と関わる事で、
アイデンティティーに触れる事が出来るかも知れません。
豊橋に寄った時に少しだけ時間をとり参拝すれば、
感じるものがあるのではないでしょうか。

裏の豊橋公園には飽海神戸神明社の跡地があり、
遺跡も発掘されたりしていますが、
今後この場合の開発をどうするかは不明瞭な部分があり、
場所の価値がどれだけ認知されるかで結果が左右されそうです。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

コメント

  1. シャイニー より:

    これから どんな時代が来るのか?と思っていたところ

    食を追及していた奥さんに 食ばかりでなく 多方面の教養も大事なのでは?と
    本来の主婦としての仕事はほどほどに 多方面の視点も持つよう促されたという 日本ではあまり考えられないエピソードを知りました。

    地元の文化遺産 これは素晴らしい教養資源になる可能性大ですね 卑弥呼の鬼道 ワクワクします。
    三遠は 女性がえらい そんな風土なんでしょうか?
    当方は 男性上位と見せていますが 本当は女性がコントロールしている?かもしれません

    • Katsuyoshi より:

      返答有り難うございます。
      かみさんは神さんで男を立ててコントロールしているのかも知れませんね。
      毛野では女性が強かったようですが、古墳から当時日本が国交がなかった国の交易品が出土したようで、
      北関東は今まで考えられていたよりも優れた文明が存在していたのかも知れません。
      平将門の乱も古の関東王国の影がちらつく悪夢として扱われていた可能性もありそうです。