宝塚歌劇団にある時期から張り出された
一枚の紙に「ブスの25箇条」が記され、
誰が貼ったか不明なものの全員が足を止め、
見入った内容であったと言います。
・笑顔がない
・お礼を言わない
・おいしいと言わない
・目が輝いていない
・精気がない
・いつも口がへの字の形をしている
・自信がない
・希望や信念がない
・自分がブスであることを知らない
・声が小さくイジケている
・自分が最も正しいと信じ込んでいる
・グチをこぼす
・他人をうらむ
・責任転嫁がうまい
・いつも周囲が悪いと思っている
・他人にシットする
・他人につくさない
・他人を信じない
・謙虚さがなくゴウマンである
・人のアドバイスや忠告を受け入れない
・なんでもないことにキズつく
・悲観的に物事を考える
・問題意識を持っていない
・存在自体が周囲を暗くする
大衆に美を提供する宝塚において
見た目の記述が何一つ存在せず、
その人の纏うオーラの美しさこそ
人を魅了すると言う事でしょうか。
古代の祭では神の面を被る事により
全く違った雰囲気を醸し出しますが、
芸能と神憑りは通じていますね。
精神状態もガラっと変化するので、
神憑って何か言いそうな雰囲気ですが、
実際に祭で託宣がなされていたのが、
近年になって禁止されています。
芸能の世界でも年齢により衰えない
真実の花を咲かせる事が重視され、
世阿弥などの功績によりこの思想が
現代にまで受け継がれていますが、
これだけでは面白くありません。
なんと世阿弥の父である観阿弥は、
後醍醐天皇が建武の新政を始めた
1333年生まれの人物とされており、
南北朝の動乱の時期を生きています。
マタラ神とも繋がる彼らの背景に、
南朝の隠された領域がリンクし、
南朝が復興した古代祭祀とも
関係している可能性があるなら、
中々にヤバい話になっていきます。
芸能は猿田彦とアメノウズメに由来する
猿楽とも密接に関係しているもので、
猿田彦は伊勢より三遠と関係が深く、
花巻にも登場する神でもあります。
彼らの語った花が花祭の花と
関係があるのではと言う話を
本に書いた事がありますが、
まだ書く事は幾つもありますね。