『三遠式銅鐸と古代出雲』

やっと銅鐸の本を販売開始できましたが、
かなりマニアックな本に仕上がってしまい、
今までどこにも言われていない内容が
記された本になったと思っています。

巨大銅鐸には近畿式と三遠式の二系統あり、
三遠が銅鐸圏であった事は事実としてあります。
新浜松市の銅鐸出土数は日本一になっており、
何も無い方がおかしいエリアですね。

これが徐福に由来する事を書きましたが、
徐福が持ち込んだ薬師如来の存在は、
真言・天台密教で大日如来が持ち込まれる前に
雑密で同格に扱われていた如来ではあるものの、
中々に謎の多い存在となっています。

この如来がアショーカ王の仏教が持ち込まれて
高度な宗教文化が栄えていた可能性を示唆し、
どの様な思想を元に運営がなされていたかも
明確に出来るところに価値があります。

これは現代の世界に必須のものであり、
この国から動きを出す事が出来るか否かが
今後の世界的立ち位置に大きく関わる程の、
重要なものがある事が分るでしょう。

宗教のみに止まらず様々な分野においても
世界最先端の高度なエッセンスが持ち込まれ、
世界史的に見ても優れた王朝が存在した事を
かなりの部分まで明確に出来たと思います。

浜名湖周辺から物造りで優れた企業が
数多く出てきた背景にあるのは、
このDNAによるものだと思っています。

トヨタ・スズキ・ホンダ・ヤマハ・ホトニクス等、
日本経済を牽引してきたベースにあるものが
徐福王朝の影響であったのであれば、
もう一度見直す事で新たな時代を創出するのに
多大な価値をもたらすのは間違いありません。

トヨタさんについては今まで色々書きましたが、
スズキ本社裏の熊野神社が熊野三山成立より前の
創建とされているだけで云々と言うだけでなく、
鈴木は木に銅鐸を吊るした意味もありそうなので、
銅鐸のメッカに相応しい名前ではありますね。

三遠は日本列島のど真ん中に位置しているので、
ヘレニズムのように東西を融合させた上で
更に高度な文明を追及する雛形として、
世界的聖地のポジションを取り戻す事こそ、
今後のビジョンとして相応しいと考えています。

新時代のビジョンのある人や持ちたい方は、
秋葉山に上って遠州を見下ろして、
ビジョンを思い浮かべて志を立て、
三遠で活躍する時代になると思います。

今回は『ええじゃないか』よりも
内容がかなりアレな部分があるので、
一般認知を広める目的ではなく、
金を払ってでも知りたい人向けです。

本当はブログで書きたい話ですが、
段階としてはまだ早いですね。
結論に関してはブレるどころか
更に裏付けとなる研究が増え続け、
南朝にまで関わってきます。

日本の歴史としては南朝までが闇の中にあり、
文献における研究が出来るのが徐福までなので、
学術研究として基礎固めが出来るギリギリの線が
一連の著述活動で大分明確になると思いますが、
銅鐸はかなり重要な位置にありますよ。

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